Emobile 料金について思うこと
ネットワークインフラ整備がなされたあとの社会では、無用な車や人の移動は相当減少することになる。
それだけでなく、地域に縛られていた労働力資源もネットワークを通じて流動化され、地方に住んだまま都会の大企業に勤める。省エネ化、軽薄短小化により、日本経済はオイルショックを乗り切り後のエネルギー消費の拡大なき経済成長を実現したが、ネットワーク社会化は、次のエネルギー消費の拡大なき経済発展の大きなテクノロジーになる。
一例として、インターネットを使った双方向テレビショッピングにより、人々は、従来の半額以下のコストで必要なものを買うことができるようになる。価格差だけを見ても、価格差に相当するエネルギーが節約されている。
これこそが、環境保全のための工事よりも、第一に日本で実現すべきエコロジーだろう。情報家電により、直接民主主義の可能性が開ける。
視聴者は討論番組に参加できる。討論を主体とする番組のサービス、個人レベルでの自由な意見の発信も可能になる。
民主主義の意味を問い直すイノベーションが展望される。物質的な価値ではなく、情報の価値というものも問い直される。
個人的に有用なのは人々の知らない情報だが、社会的に価値のあるのは、安価に(できれば無料で)提供されてより多くの人にとって有用な情報である。GNUをはじめとするパブリックドメイン・ソフトウェアの台頭は、コピーをすることだけでユーザーに恩恵を与えることができるソフトウェアの側面を再認識させるに至っている。
情報というものの価値を考えた場合、最初は高価でも、時間とともに価格を下げていくべきものであることがわかる。ソフトウェアも、価格を高くつけるのではなく、可能なかぎり安くし、広く利用させることがマーケティングのうえで重要な考えになる。
たとえ利益につながらなくても、ソフトウェアを広く領布することは、最終的に公共の福祉を増進する。情報には、エネルギー+エントロピー=一定という条件下で、生物は情報を知っていれば無駄なエネルギーを節約できるという意味での情報エントロピー的な価値、広く領布する価値、希少であることの価値、時間価値の四つの意味がある。
情報はものの価格をも左右する。十分な情報があれば、消費者は最適選択をすることができる。
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